ヨーロッパは高いから
マルタも実際のところ高いんじゃないの?
そんな思いを持たれている方に!!
この記事では生活の基盤となる
マルタのスーパーマーケットから、
実際に長期間暮らしたからこそわかったマルタの物価をお伝えします。
写真は2019年4月13日のもので、
マルタで有名な「greens super market」(通称 グリーンズ)内です。
飲み物編
お水
生きるために飲料水とっても大事です。マルタでは水道水から硬水が出てくるため、軟水に慣れている日本人にとっては正直、まずく感じるでしょう。
硬水を飲むと腹痛になるなど問題が起こったり可能性があるので、スーパーで買うことをおススメします。
以前、出国前に調べたときはマルタは市販の水が高い!と聞いていましたが実際はそんなことなかったです。
2Ⅼの水が6本3.6€(約440円)ほどで売っています。まとめて買うと1本73円なのでとてもお得です。場所によって異なりますが日本と比べると同じほどでむしろ、安いくらい。
写真のようにビニールに覆われているので1本だけ欲しいと考えている時は中から一本だけ取り出して購入することが出来ます。
なのにレストランに行くと安いところでも500mlが2€程(約240円)で売られています。外出する際、カバンに水を入れて出るだけで得する事が出来るのにその手間を惜しむと大きな損になるのです。
果汁ジュース
マルタには100%フルーツジュース(バナナジュース、オレンジジュース、いちごジュース、梨ジュースなど)が種類豊富にあるんです。2Lのパックなど様々なサイズがあって、高いものもありますが平均1.5€(約190円)ほどで売られています。自分はバナナと梨が大好きでいつもストックしてました。珍しい味も多いのでぜひ自分の好みを見つけてみてください。
炭酸
コーラや炭酸系は少しお高めです。
500mlで0.99€(約122円)。日本のスーパでは90円ほどで買えることもあることからコーラや炭酸系は少しお高めと言えます。種類は馴染みの深いコーラやペプシ、スプライトなどがあります。
monsterやRedBullなどのエナジードリンクは1本1.44€(約176円)なので日本で買うよりも安く手に入ります。マルタではRedBullとテキーラを混ぜて飲む「テキーラ・レットブル」が広く愛されているので安い値段になっているのかと思います。炭酸は生活に欠かせないという方はやはり、まとめて購入したほうがお得です。
伝統的な飲み物
マルタには古くから国民に愛されている伝統的な飲み物「Kinnie」(キニー)があります。
炭酸飲料で、コーラと柑橘系の果実を混ぜた味わいです。
日本人にとっては、ハマってしまうほどに美味しいと感じる人、一回飲めば十分と言う人もいて、賛否両論なので味です。是非、一度試してみてください。
赤ワイン
イタリア産のワインが多く店内に並び、ヨーロッパから南米まで世界中のワインが売られています。グリーンズではディスカウント価格(割引値)で売られているのでNOW3.95€(約485円)が現在の値段です。
日本では味わうことが出来ない上質な1本を低価格で飲めます。たくさんの銘柄があるので選ぶのが一苦労です。赤ワインを温めた、ホットワインやスライスしたオレンジやブルーベリーなどの果物と甘味料を入れ、風味付けとしてブランデーを加え一晩寝かせて作るサングリア等の様々な飲み方をします。
白ワイン
同じメーカーの物だと赤ワインと同等の値段で売られていますが製造工程の違いや原料の違いから若干、白ワインの方が高い値段で販売されています。
赤ワインよりもアルコール度数は少ないのでお酒が強くない人は白ワインがおススメです。写真の奥にある棚はすべてワインだけで埋め尽くされているのです。
伝統的なビール
キニーと同様にビールでも有名なメーカーがあります。
それがこの「CISK」チスク
古くから愛され、マルタ人が飲んでるのビールのほとんどがこのビールです。
25clという表記となっていますがこらは250mlです。
250mlで0.85€(約105円)、500mlで1.17€(約145円)、お得に買いたい場合は250ml×6本で4.93€(約605円)です。
ブルーベリー味など様々な味もあるのでビールが苦手な人でも楽しむことが出来ます。
日本産の酒
一般的なスーパーの中で日本の「響」や「山崎」などを扱っているほど幅広く、取り揃えています。
やった日本のお酒が飲める!と思ったとしてもその値段の高さに驚くことでしょう。
日本では8,000円で購入できるのに対して、マルタでは一本、約1万6千円ほどで倍の値段でした。それだけmade of Japan は人気があるということにもなります。
食べ物編
パスタ
マルタはイタリアのすぐ下にあるため、船で輸入は費用がかからないので、パスタは断然安く買うことができます。
日本で同じ製品が約300円するものがマルタでは約100円で買えますし、専門店に行かなければ売っていないような多くの種類が簡単に購入できます。
お米
日本食が恋しい….
やっぱりパスタよりもお米がいい…
そんな方のためにスーパーにお米も売っています!
2.71€(約330円)で約20食分くらい作れる量を買えます。
ただ日本のおいしいお米に慣れてしまっているため日本のものには劣るなと感じます。
パスタの種類よりは少ないですが炊き上げた時にパサパサとした食感やしっとりとした食感の物などがあり、
白いお米やべっこう色をしたお米などもあるので選ぶときに間違えないことが大切です。
お魚
コーナーの一角でこのように売られています。島国の取れたての魚介なので新鮮でとても美味しいです。
マルタでお会いした東京で店を経営する、職人の方が興奮気味に言っていましたが
マルタのスーパーでは部位ごとに値段が違うのではなく
量り売りで重さで金額を決めるため
本当ならば高い値段がする部位も他の部位と同じ値段で買うことが出来ます。時期やもの、グラム数によって値段が異なります。
ヨーグルト
ヨーグルトなども大きなタイプで80セント(約100円)があり、よくお世話になっていました。
ヨーグルトだけでたくさんの種類があり、所狭しと置かれた、ショーケース5つ分の量が売られています。
アイスクリーム
とにかくアイスはなんだこれ!と思うほど高いです。
小さな一人用の棒のアイスなどであっても2.4€(約295円)もします。
大きな箱のものになると7€(約860円)するので
アイスが大好きな私にとっては苦痛で、ご褒美の時に食べるようにしてました。
日本の市販では滅多にない「ピスタチオ味」は絶品です。運が良い時だと安く売っているので安い時に奮発して買うようにしてください。
スナック菓子
お菓子も基本的にどれも高い!と考えた方がいいでしょう。
写真はマルタ国内で大人気のナチョスですが、大き目のサイズですが2.69€(約330円)もします。小さいサイズでもだいたい2€程ですので友達と一緒に時間を過ごす時に食べる。これが良いです。つい買ってしまったり、簡単に食べれるので毎回買うようになると不健康な生活まっしぐらな美味しさだと思ってください。
まとめ
日本や南米から輸入する距離がかかる製品はこのような少し高い傾向にあります。逆にイタリアから輸入しているような製品は安い傾向にあります。日本では高くて買わなかったような物の方が安く済むので思い切って買い物を楽しんでください! こちらからは以上です。