初めて旅行する国の通貨や物価は誰もが気になるところでしょう。
こんな思いを抱いたことはありませんか?
- マルタの通貨はなに?
- 何種類くらいの貨幣や硬貨があるの?
- お金の不安を解消しておきたい!
お金について知らずに出国したので両替の際に損をしてしまうなんてことも…
マルタのお金について知っていると無駄な出費をせずに済むので食べ物や観光、お土産に使えます!
そこで理解を深めるために、マルタのお金に関する情報を紹介していきます。
通貨の歴史
現在、マルタの通貨はユーロ(€)です。
2004年5月1日に欧州連合(EU)に加盟した4年後の2008年の1月1日からユーロが公式通貨として採用されました。
以前までは、マルタリラ(Lm)が流通していた通貨でしたが完全に廃止となり、ユーロがマルタで使用される唯一の通貨となっています。
€ を使用している国
通貨で € をする国は欧州連合に加盟している国々であり、全28の加盟国の中で19か国が使用しています。
キプロス、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、ラトビア、オーストリア、ベルギー、スロバキア、スロベニア、スペイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポルトガル
これの国に観光する際は、円 ➡ ユーロのようにお金を換金する必要がないので同じ金銭感覚で値段を考えられます。
- 手間が省けるので旅がより簡単になる
- 金銭感覚を間違えずに観光できる
- 違う国で値段を比較しやすい
- 円安で損をせずに済む
円は日本でしか使えないので、慣れない感覚ですね。
海外で日本円が使えたらレストランやショッピングセンターで安い、高いが簡単に判断できるのに!
この感覚が、ユーロを使用している国で味わえるわけです。
€の読み方
- € 8
- € 70.45
- € 2,000
ユーロ圏では、このように値段が表記されています。
例題の読み方は以下のようになります。
- 8ユーロ
- 70ユーロ45セント
- 2000ユーロ
€(ユーロ)には1の位よりも下の位で、
¢(セント)があります。
¢100 = € 1の価値です。
.(ピリオド)を使っている際はユーロとセントの境を表していますが
, (コンマ)を使っている際には千の位を表しているので見間違えないようにしましょう。
マルタの紙幣



マルタの貨幣はすべてのユーロ圏の国と共通であり、以下のような7種類があります。
お札の種類 | 日本円の値段 |
5ユーロ | 600円ほど |
10ユーロ | 1,200円ほど |
20ユーロ | 2,400円ほど |
50ユーロ | 6,000円ほど |
100ユーロ | 12,000円ほど |
200ユーロ | 24,000円ほど |
500ユーロ | 60,000円ほど |
日本では1万円札が一番価値の高いお札となっていますが、ユーロ圏では500ユーロ札は1万円札×6枚の価値があるのでヨーロッパに観光した際に金銭感覚がおかしくなってしまう原因の1つでもあるのです。
よく使用するのは50ユーロ以下の紙幣でそれより上の額はあまり目にしないです。
基本的には1ユーロの相場は120円で考えられているので
€ ◯◯.◯ × 120円
この式で計算すると日本の相場で値段を判断できます
マルタの硬貨



お札とは反対にコインはユーロ圏の各国で特有の模様が描かれたお金が使用されています。コインの表面には金額が表示されており、裏側に絵が描かれます。
硬貨は以下の8種類があります。
コインの種類 | 日本円の値段 |
1セント | 約1円ほど |
2セント | 約2円ほど |
5セント | 約6円ほど |
10セント | 12円ほど |
20セント | 24円ほど |
50セント | 60円ほど |
1ユーロ | 120円ほど |
2ユーロ | 240円ほど |
€1・€2は硬貨ですがそれより上の値段になると紙幣に変わります。
硬貨の模様
ユーロ圏内それぞれの国で模様が違います!
そのため、お土産やコレクションとしてコインを集める!なんてできるのも1つの楽しみです。
マルタで生活していてもイタリアやドイツの模様のコインが使用されているのでマルタの模様を集めるにも時間がかかりました。
使えるクレジットカード



あまり多くの現金を持ち歩くことを望まない場合、クレジットカードを使用しますが利用できなかったりしたらせっかくの観光を楽しめません。
マルタでは、ショップやレストラン、ホテルなど多くの場所でカードが使えます。
- VISA
- MasterCard
- アメリカンエクスプレス
- ダイナーズクラブ
- マエストロ
バスの乗車賃や個人経営の小さなお店などはカード決済が使えないので少なくとも20ユーロは持ち歩いていると安心です。
もしも、マルタでカードを紛失してしまった場合はすぐにカード会社に電話しましょう。
ATM



デビットカード/クレジットカードを使用して、
HSBC、BOV、APS、BNF Bankなどの地元銀行が提供するATMを通じてユーロを引き出すこともできます。
カードによっては、外国のATMで現金を引き出すのに手数料がかかる場合があります。
引き落とし機能をつけていないとATMから現金を出せないので事前に確認しましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
1ユーロで水が売っているなんて安い!と初めのうちは思ってしまいますが
実際は1本120円もするので日本のスーパーと比べると高いです。
相場感覚に慣れるまで時間がかかるかもしれませんが常に
€ ◯◯.◯ × 120円を頭の中で計算すると冷静に考えらるようになります。
こちらからは以上です。