マルタの物価を事前に知ることが出来ればある程度出費を予測できるのでどれくらいのお金があれば不安なく過ごせるかを楽しめますよね。
初めて訪れる国となると不安も多いものです。
- マルタって物価が高いの?
- ユーロ圏だから高いと思う
- どれくらいのお金があればいいのかな
食材を買うためにどれくらいかかってホテルに泊まったらどれくらいの出費があるのかなど詳しく紹介するのであなたが計画しているマルタ滞在プランが問題なく進みそうか確かめてください。
この記事を監修している編集者
「布団の中からマルタ」編集長。学生の頃、マルタ長期留学を経験。以前までマルタで暮らしており、現在は、留学サポートや365日マルタの情報を確認。今後は観光本の出版、マルタで永住権取得&会社設立予定。
マルタを訪れる人が知っておくべき物価
短い期間であっても値段が事前にわかっていたいジャンル。
観光や留学、移住を考えている人などすべての人が知っておきたい物価です。
スーパーで購入する飲み物
マルタ国内で有名な「greens super market」(通称 グリーンズ)内で実際に売られている値段を参考にご紹介しますが日本と同様に売られている場所によって値段が上下しますので基準値としてお考え下さい。
- 果汁ジュース
- コーラなどの炭酸系
- 日本のお酒
- アイス
- お菓子
- バナナ
- エナジードリンク類
- 赤・白ワイン
- パスタ
- お魚
- ヨーグルト
- レモン・ライム
- チーズ
日本や南米から輸入する距離がかかる製品はこのような少し高い傾向にあります。逆にイタリアから輸入しているような製品は安いので、高くて買わなかったような物の方が安く済みます。
思い切って買い物を楽しんでください!
ミネラルウォーターの値段
- 2Ⅼの水が6本3.6€(約440円)
まとめて買うと1本が73円なのでほとんど日本のスーパーと変わりません。写真のようにビニールに覆われているので1本だけ欲しいと考えている時は中から取り出して購入することも出来ます。
マルタでは水道水から硬水が出てくるため、硬水に慣れていない日本人が飲むと腹痛になる可能性があるので、スーパーで買うことをおすすめします。
果実ジュースの値段
- 平均1.5€(約190円)
マルタには日本ではあまり目にしない100%フルーツジュース(バナナジュース、オレンジジュース、いちごジュース、梨ジュースなど)が種類豊富に売られています。
コーラの値段
- 500mlで0.99€(約122円)
日本のスーパでは90円ほどで買えることもあることからコーラや炭酸系は少しお高めと言えます。コーラ以外にはペプシ、スプライトなどが売られています。
エナジードリンクの値段
- エナジードリンクは1本1.44€(約176円)
monsterやRedBullなどのなので日本で買うよりも安く手に入ります。炭酸は生活に欠かせないという方はやはり、まとめて購入したほうがお得です。
マルタ伝統飲料の値段
- マルタ発祥の伝統飲料は1本1.55€(約200円)
マルタには古くから国民に愛されている伝統的な飲み物「Kinnie」(キニー)があります。炭酸飲料で、コーラと柑橘系の果実を混ぜた味わいです。
赤ワインの値段
- 1本3.95€(約485円)
イタリア産のワインが多く店内に並び、ヨーロッパから南米まで世界中のワインが売られています。日本では味わうことが出来ない上質な1本を低価格で飲めるのが魅力であり、たくさんの銘柄があるので選ぶのが一苦労です。
白ワインの値段
- 1本3.99€(約492円)
同じメーカーの物だと赤ワインと同等の値段で売られていますが製造工程の違いや原料の違いから若干、白ワインの方が高い値段で販売されています。
マルタ伝統ビールの値段
- マルタ発祥のビールは250mlで0.85€(約105円)、500mlで1.17€(約145円)
マルタには「CISK」(チスク)というキニーと同様にビールでも有名なメーカーがあります。古くから愛され、マルタ人が飲んでるのビールのほとんどがこのビールです。お得に買いたい場合は250ml×6本で4.93€(約605円)です。
日本産お酒メーカーの値段
- 1本16,000円程度
一般的なスーパーであっても日本の「響」や「山崎」などを扱っているほど幅広く、取り揃えています。異国の地にいるからこそ、日本のお酒が恋しくなるものです。
【やった日本のお酒が飲める!】と思ったとしてもその値段の高さに驚くことでしょう。
日本では8,000円程度で購入できるのに対して、マルタでは倍の値段であることからもそれだけmade of Japan は人気があるということですね。
スーパーで購入する食べ物
パスタの値段
- 1束100円程度
マルタはイタリアのすぐ下にあるため、船で輸入は費用がかからないので、パスタは断然安く買うことができます。日本のスーパーに売られているパスタが輸入品なので高くなります。
お米の値段
- 約20食分程度2.71€(約330円)
マルタでもお米が買えます。しかし、日本のおいしいお米に慣れてしまっているため日本のものには劣るなと感じるかもしれません。
魚の値段
- 量り売りにて値段が決まる
コーナーの一角でこのように売られています。島国の取れたての魚介なので新鮮でとても美味しいです。部位ごとに値段が違うのではなく、重さで値段を決定するのでマルタでお会いした東京で店を経営する、寿司職人の方が興奮していました。
ヨーグルトの値段
- 大きいタイプで80セント(約100円)
マルタではパスタと同様の理由で、断然安く買うことができます。ヨーグルトだけでたくさんの種類があり、所狭しと置かれた、ショーケース5つ分の量が売られています。
アイスクリームの値段
- 一人用2.4€(約295円)、大きな箱7€(約860円)
とにかくアイスはなんだこれ!と思うほど高いです。アイスが大好きなので日本の値段が恋しくなりましたが、ご褒美の時に食べるようにしてました。
スナック菓子の値段
- マルタ国内で大人気のナチョス2.69€(約330円)
基本的にお菓子もどれも高い!と考えた方がいいでしょう。小さいサイズでもだいたい2€程ですので友達と一緒に時間を過ごす時に食べる。これが良いです。
外食の値段(レストラン、カフェなど)
食べに行く場所や料理の種類によっても異なりますが観光地ではサラダなどのサイドメニューを選べば6€ほど(約772円)などもありますがメイン料理は15€(約1,932円)になると思っておいた方がいいです。
外食をするとなると日本よりも少し高いかほぼ変わらないほどです。日本よりもシーフード料理の質が高く、マルシャシュロックなどの海沿いで食べる料理は値段以上のクオリティです。また、イタリアがそばにあることからパスタやピザも絶品。生きている中で一番おいしかったピザはバレッタで食べたと言っても過言ではないです。
場所やシチュエーションに合わせて、食べるものを変えるとあまり日本で過ごす金銭感覚と変わりません。
マルタでの交通費はどれくらいか
マルタでは電車がないので主な移動手段がバスかタクシーになります。ゴゾやコミノに行く際はフェリーを使います。
- バス:夏2€(約258円)、冬1.5€(約193円)
- サマータイムによって値段が変動。
- タクシー:初乗り10€(約1,290円)
- ゴゾ島フェリー:4.65€(約600円)
交通費をお得にする方法
- バスはどこまで乗っても同じ値段ですが、一度乗るとレシートが発行され発行時間から2時間以内ならば乗り放題になるのでチケットを無くさないようにするとお得です。
- 黒タクシーを利用すると初めから目的地までの料金がわかっているのでぼったくられる心配なし!(事前予約が必要)
- ゴゾ島に向かうフェリーではマルタ→ゴゾにいくフェリーでは料金が発生せずにゴゾから本島に帰って来る時だけ料金が発生します。
旅行する人向けの物価
ホテルなどの宿泊施設
マルタはヨーロッパの人々が訪れるリゾート地であるためヒルトンなどの有名なホテルも多くあります。そのため観光スポット付近、時期やグレードによって変動します。
- ホテル(高級):200€~(約25,810円)
- ホテル(中級):45€~(約5,800円)
- ホステル:15€(約1,935円)
時期によってはセール価格になるため、高級ホテルに1万円ちょっとで泊まれることもあるので日本に比べると安いです!
マルタを旅行する際は事前にネット予約からホテルを取ることをおすすめします。自分で価格の比較ができるため、安い宿を探すことも可能です。
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留学する人向けの物価
日用品の値段
日々の生活の中で食費と共に非常に大切になってくるのがトイレットペーパーやシャンプーなどの日用品です。
- Tシャツ:5€~(約645円)
- ズボン:6€~(約774円)
- ジャケット:10€~(約1,290円)
- 歯ブラシ:0.7€~(約90円)
- 歯磨き粉:1.5€~(約1,93円)
- シャンプー:2€(約258円)
- トイレットペーパー24個:5€(約645円)
衣類に関しては日本では少し高い「ZARA」など、ヨーロッパのファストファッションブランドの店舗がマルタではとても安い値段になっています。そのため、日本では手が出せなかった書品を日本より安く手に入れることが可能です。
また、時期によって大幅なセールなどを行うため「ブラックフライデー」は特に安くなるので見逃せません。
お金を節約するためのコツ
賢く現金を持つ
お金を下ろすだけで海外送金の手数料が216円ほどかかります。(カード会社によって誤差あり)多くを持っているのは不安だからと少ない額を毎回下ろしているとそれだけで損です。200円を捨てているようなもの。なるべく、引き落とす回数を減らしたいので200ユーロなど多めに下ろすまたは日本で換金してからマルタに来る方がよいです。
引き落とし機能をつけていないとATMから現金を出せないので事前に確認しましょう。
日本にいるとき以上に倹約化になる
自動販売機では120円ぐらいする水がスーパーでは4倍の量の2Lが70円程度で売っています。500mlを4本買うとなると480円となり、同じ量を消費しているのに410円の差となります。節約をするためには自制心と手間を惜しんではいけません。
お土産を後日ネットから購入する
マルタにはマルタ本島やゴゾ島、コミノ島など見どころが盛りだくさんです。見たい場所や観光地、レストランの時間は欠かせないと思うのですが、なかなか時間を取られてしまうのがお土産選び。誰に買おうか決めていなかったり、この人に買いたいものが全然見つからない!なんてことは旅行あるあるですよね。
しかし、限られたマルタの時間を1秒も無駄にしてほしくはありませんし、マルタで使う現金やクレジットで払っても支払い上限などがあるのでマルタでしかできないお金を使うべきところに使ってほしいです。
そのため、ネットからお土産を余裕があるときにゆったりと見る選択肢も考えてみてください。
- 観光の時間に専念できる
- 帰りのキャリーケースのスペースを確保
- 入りきらないお土産の海外郵送手数料の削減
- 日本に帰ってから買いそびれた人に買える
- マルタには売っていないオリジナルTシャツが購入できる
せっかく食べたいレストランのご飯を我慢したり、お土産でキャリーが重くなり余分なスペースを必要とすることが悩みだったけど「マルタ市場」を知ってからはそういった悩みが解消しちゃうよ!
\ マルタ専門のECサイト /
最後に
いかがでしたでしょうか。
それぞれ目的によって気になる物価は異なるかと思いますが各分野で日本と少し安いかほとんど変わらない程度の物価です。そのため、神経質になりすぎる必要もないのです。マルタに来たら観光やグルメに遊びなどやらなければいけない行事が盛りだくさんなのであなたにとって一番良いマルタで過ごす時間になることを願っています。
もしも、どんなプランにしたらいいかなど迷っていたらご相談してください。
こちらからは以上です。
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