最近はマルタ移住やマルタで働くなど注目が増して生きている地中海に浮かぶ小国。一度マルタに訪れると多くの人が魅了され、「また来たい!ずっと住んでみたい」と感じてしまうほどの良さがマルタにはあります。
ですが、長期間暮らすとなるとデメリットも存在します。予め知っておくと不測の事態を事前に防げるかもしれません。実際、観光本や旅行会社では良い所ばかりを紹介してくれますが本当にマルタライフを楽しむためには問題点や欠点を事前に知っておくことはとても大事。
マルタに長期間暮らしていたからこそマルタの問題点をいくつか感じました。そこで今回は私が感じた大きな問題点5つを紹介します。
この記事を監修している編集者
「布団の中からマルタ」編集長。学生の頃、マルタ長期留学を経験。以前までマルタで暮らしており、現在は、留学サポートや365日マルタの情報を確認。今後は観光本の出版、マルタで永住権取得&会社設立予定。
マルタで暮らす5つのデメリット
①交通渋滞がひどい
マルタでは1人当たりの自動車数はヨーロッパで最も高い位に位置し、ほとんどの家庭は自動車を所有しています。
2016年6月時点では、公認自動車の台数は352,671台であり、2019年で成人が365,127人と国家統計局は報告しているため、ほぼ全員の成人が自動車を保有していることになるのです。
そのため、東京23区よりも小さな国面積に対して自動車があふれることになっています。
②コミュニティがせまい
誰と誰が付き合っているのか。誰と誰が一緒に仕事をしているのかなど「誰かがしたことは誰もが知っています。」
マルタは東京23区よりも小さい国の中に40万人以上の人々が生活しているため、世間はせまいです。
悪い噂が簡単に広まり、ご近所付き合いがうまくいかなくて引っ越したとしてもその先の人はご近所さんの知り合いだったなども比較的高い確率で起こることのようです。
③暑すぎる日が続く時がある
最低でも300日以上晴れの日であるマルタの天候は良い点でもありますが、何十日間も連続で晴れている日が続くため、体調を崩したり、暑さに耐えられない…
それは大きな問題です。
実際、ジメジメとしているので外で立ち止まっているだけでも汗をかきました。
④虫が多く発生する
晴れの日が多く、ジメジメとした日も多いので虫にとっては住みやすい環境となっています。
マルタで最も多くみられるのが「ハエ、蚊、ゴキブリ」です。
ハエは猫にエサをあげる為に魚を与えるためです。マーシャルロックなどの漁港では特に多いです。
蚊は水溜まりから発生する生き物で雨はあまり降らないのに何でだと思うことでしょうが干潮の時間帯に出来る海岸のくぼみに溜まった海水を利用していると考えられます。
ゴキブリは温かい気温と食べ残しなどがある環境を好みます。
マルタでの環境は絶好な条件ですが東南アジアなどに比べると全然少ないですし、ヨーロッパの中では条件が揃っているというだけの話です。
⑤長期間生活すると行く場所がない
マルタに到着した頃は、たくさんの観光地に行って見たこともない景色を色々と見て楽しむことでしょうが
時間が経つにつれ、
全部、行ったことあるから行く場所なくね?
多くの人がこのように感じています。
マルタで行く場所がなくなってもユーロ圏内に格安で観光することが出来ますし
四季折々の祭りやイベントが開催されるのでそこまで気にすることはないですが
知っておくと事前に旅行の予定を立てたり出来るのでより有意義な生活となります。
もちろんメリットもあります
ヨーロッパの周遊がしやすい
マルタはユーロに属しているため、ユーロ圏を周遊する際にパスポートの提示がなかったり、換金の必要がありません。特に、大きいのが航空戦の価格です。
時期にもよりますが往復1万円以下で旅をできるなんてことも。
ZARAなど日本では高い製品が安い
短期留学では行く時の気温や天候に対応すればいいので日本から服を持っていきますので、服や生活雑貨を買いに行こうとはならないでしょう。しかし、長期留学ではそうはいきません。
夏の服装で冬は越せないので服を買わないといけない状況が必ず来ますが、その時こそチャンス。
日本では高くて買えなかったようなヨーロッパブランドは輸入コストがかからないので安く購入できます。季節の変わり目にはセールでさらに安くなるので賢く買い物をするとより節約できるのに帰国時にはオシャレになって帰れるのです。
長期間いると帰りのキャリーが重くなる
どうしても長期間いるとマルタで買った衣類や日本の親族や友人に購入したお土産などでキャリーケースがパンパンになってしまい、何かを捨てなければならない決断をする必要があることがほとんどです。
そのため、お土産のスペースを確保して帰りのキャリーの負担を減らして、お土産時間選びを無くすためにネットから余裕があるときにゆったりとお土産選びをする選択肢も考えてみてください。
- 観光の時間に専念できる
- 帰りのキャリーケースのスペースを確保
- 入りきらないお土産の海外郵送手数料の削減
- 日本に帰ってから買いそびれた人に買える
- マルタには売っていないオリジナルTシャツが購入できる
せっかく食べたいレストランのご飯を我慢したり、お土産でキャリーが重くなり余分なスペースを必要とすることが悩みだったけど「マルタ市場」を知ってからはそういった悩みが解消しちゃうよ!
\ マルタ専門のECサイト /
最後に
人によって問題点と感じることは違うのでこれよりもまだまだあるかもしれないですが多くの人々が悩む5つの問題点は海外の人も同じようなことを考えているようです。
マルタで永住したいと考える人もしっかりと問題を認識したうえで手続きを進めていくと納得の行く形になっていくでしょう。
こちらからは以上です。
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