エージェントや留学経験者は良い部分だけを強調して勧めてくれますが、
留学をする上で事前に悪い面も知っておきたいですよね。
短期留学をするのにもそれなりの費用が掛かるので簡単には決められないでしょう。
・短期間って実際どうなのか..
・悪い面も知っておきたい…
・マルタに短期留学をしている人が多いイメージ…
こちらの記事でメリットを紹介しましたが、反対に、デメリットだと感じる点もしっかりと紹介していきます。
この記事を監修している専門家
「布団の中からマルタ」編集長。学生の頃、マルタ長期留学を経験。以前までマルタで暮らしており、現在は、留学サポートや365日マルタの情報を確認。今後は観光本の出版、マルタで永住権取得&会社設立予定。
マルタはブリティッシュ英語を学ぶ
マルタの英語は「ブリティッシュイングリッシュ」と呼ばれるイギリス英語が話されています。一方で日本人が学んできた英語は「アメリカンイングリッシュ」であり、アメリカで話される英語です。日本国内にも方言があるように発音やイントネーション、単語の意味すら違う場合があるので初めのうちは困惑するでしょう。
例えば、以下のような違いがあります。
日本では | ブリティッシュ英語 | アメリカン英語 |
サッカー | フットボール | サッカー |
テイクアウト | テイクアウェー | テイクアウト |
薬局 | ファーマシ― | ドラッグストア |
やはり、アメリカン英語の方が日々の生活に馴染みがあり、英語だからと使っても伝わない場合があるのはそもそも、これだけ単語が違っていたらしょうがない話です。
英語能力の向上はある程度
英語を習得するには時間が少なすぎてしまいます。
まずはあなたの英語能力がどれくらいなのか知っておくと自分がどれくらい勉強しておきべきなのかがわかるので大切しやすくなります。英会話教室に通うのは敷居が高いと思いますので無料で体験ができるサービスを利用して調べるのも一つの手です。体験をしてみて自分が英語で話せるのかがわかるので短期でも友達をたくさん作れるなど自身も付きます。
英語で話す、聞くを自分からする良い経験にはなるものの、期間中にはある程度の向上しか見込めません。毎日、授業以外の時間もみっちり予習、復習をしていれば話は別ですが、せっかくのマルタにいるからには観光も美味しい食べ物も留学生活も充実させたいはずです。行かないよりは間違いなく伸びますがある程度といった具合に感じました。
短期だと割高な費用
マルタに留学する際に長期間だと他の国よりも安く済みますが短期間となると比較的、割高です。理由として、航空券が高いこと物価がアジアよりも高いなどがあります。
マルタ | 25万~ |
セブ島 | 20万~ |
授業プランや宿泊プラン、渡航時期によって費用は異なりますがこれくらいの差はあります。
資金面で長期留学をする際にはマルタを留学地として選択するのがおすすめですが、短期間の留学ならセブ島の方が安くいけます。
生活に慣れてきたころに帰国
到着してから初めのうちは日本との時差に悩まされることになるます。
夜に眼が冴えてしまい、午前中に眠くなってしまう。
初めての土地で知らないこともたくさんあり、留学生活や自炊生活などに慣れてきくるのが2週間程度です。
せっかく、マルタの生活に体が合ってきたのに帰国してからまた時差ボケが起こります。2週間の短期留学者はいかに対策を練るかが大事になります。
短期留学後、長期留学する率が高い
マルタは素晴らしい国です。国民性、食べ物、都市、景色、ビーチ…そのすべてに魅了されてマルタで暮らしたいとすら思いながら帰国する人がほとんどです。
また、もう一度来たいと思って今度は長期留学で来るとなると短期+長期の費用がかかり、コスト的に厳しくなります。なので、短期でマルタを選ぶのではなく初めから長期で行くのがおすすめです。
自分から行動を起こす必要あり
2週間という時間はとても短いです。
到着したと思ったらあっという間に帰りの飛行機の中です。
今日はここにいって、今日は勉強して、この日はショッピングに行くと一日一日に計画をもって行動していかないと十分に満喫して過ごせません。
自分で計画を立てるのが苦手な人はアクティブに行動している友達を見つけて一緒に周るといいです。いろいろと調べてくれて部屋の中から連れ出してくれるので同じ思い出は作りながら満喫できます。
ヨーロッパ周遊する時間はない
長期留学生には自分で決められる2週間のブレイクウィークが学校から与えられますが、短期留学生にはその制度がありません。
そのため、留学期間中にいくとなると土日の休みを利用して行くしかありませんが、マルタをしっかりと観光をする機会も1度しかない土日なのでせっかくマルタにいるからにはマルタを満喫したい所です。
留学期間が終わってから直接日本に帰らずにヨーロッパを巡る人も多くいましたが2週間分のキャリーケースを持ちながら観光するのは大変なため、余計なところで疲れてしまいます。
留学後も連絡を取るような友達は出来づらい
長期間いると1週間から数か月の期間留学に来る何百人と出会えます。過ごした時間の濃さはあるでしょうが、日本人以外の世界中に友達ができます。
一方、短期留学では単純に出会う人の数が少ないのです。100人と出会ったとしても5人と連絡をずっと取り合う中になれればいい方かと思います。2週間でどれくらいの人と出会うかわかりませんが、時間が少ないでしょう。
しかし、仲の良さは出会った時間で決まるものではありません。あなたがどういった時間を過ごしたかが大切です。
お土産を存分に見る時間がない
マルタにはこれ!というような定番なお土産がどれかわかりずらく、家族や友達に何を買っていこうか結構悩みます。長期間入れれば友達が何を買って帰るのかなど統計的に取ることができますが短期となるとどれにしようかお土産選びで時間を取れれてしまうのも事実。
そんな時に利用したいのがマルタのTシャツやお土産を扱っている「マルタ市場」を利用すると便利です。キャリーケースのスペースを確保できる点や「あの人に買い忘れてしまった..」こんな時にも役立ちました。
最後に
短期留学を考えている方の多くが
- 費用面
- 留学先
- 英語能力
これらの理由で悩まれています。
資金面は住むプランを少し我慢したり、生活費を削減する、行く時期を考慮するなどによって解消できます。
英語能力に自信がなくても、あなたのレベルに合ったクラスに振り分けられるので心配いりません。TOEIC200点も取れなかった男が勉強もせずに留学に行っても毎日を楽しく過ごせました。
留学するうえで悪い点ももちろんあります。
それを知り、あなたがどう行動していくかが重要なのです。
ほんの少しでも、あなたの留学を決断する助けになっていたら嬉しく思います。
こちらからは以上です。
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