- マルタで一番すごいお祭りは!?
- ノッテビアンカってどんなお祭り?
- 何が出来るのかな?
マルタ国内には一年を通して数多くのお祭りがあります。そんな中で、秋(10月の第1土日)に開催されるNotte Bianca(ノッテ ビアンカ)は「マルタ国民が1年で一番盛り上がるお祭り」として呼び声高いです。
Notte Biancaの公式サイトにも「ノッテ・ビアンカは1年間で
一番大きな芸術的で文化的な祭りです」って書いてあるよ!
引用:https://www.festivals.mt/
お祭り好きなマルタで一番大きなお祭りっていったい、どんなお祭りなのかワクワクしますよね!
こちらの記事では、いつどこで開催され、どんなお祭りなのかを徹底的に解明し、あなたが120%楽しめるように紹介していきます。
この記事を監修している編集者
どこで開催される祭りなの?
首都バレッタで盛大に開催されます。
バレッタの一部の地区ではなく、バレッタ全体で行われる祭りなので地元の方々や観光客で大混雑するため歩くのがやっとで、バス停を降りるとすぐにこれだけの人がいます!
帰りは激混みなので予めタクシーを手配しておくと満員のバスに揺られて帰らずに済みます。
僕は、段取り良く手配してなくてバス停の混雑を見てから携帯で予約したからタクシー到着までに30分以上かかったよ…混む前に帰るか事前手配があれば疲れないのでおすすめ☆
いつ開催されるの?
毎年、ノッテビアンカの日程は決定しています。
10月 第1週目 土曜日、日曜日。
- 2018年は10月6日・7日
- 2019年は10月5日・6日
- 2020年は10月3日・4日
- 2021年は10月2日・3日
どの年も、第1土曜/日曜に開催しているので「去年はこの日だったから」と間違えないように注意が必要。
よって、2022年度は10月1日・2日の開催が予定されています!
天候や情勢で開催延期or中止があるみたいで2017年度は悪天候により、10月の第2週目の土日に開催されたにゃ。僕に餌をくれる街の人間に聞いたり、公式HPを確認すると安心🐾
ノッテビアンカってどんな意味?
Notte ➡ 夜
Bianca ➡ 白い
直訳をするとイタリア語で「白い夜」ですが、
意訳すると「一晩中明るい夜」という意味になります。
普段は夜7時(場所によっては6時)で店を閉めてしまうバレッタの夜ですがカフェ、レストラン、屋台は夜、遅くまで営業しているので、外出先でもリラックスした食事や様々な料理を楽しめることが明るい夜と呼ばれる要因でもあるのです。
ノッテビアンカの歴史
始まりは2006年。ここ20年ほどのイベントですが、毎年恒例のイベントとして芸術と文化の壮大な祭典です。
これまで、この祭りでは新しいデジタルメディアの分野でさまざまな成功したプロジェクトを発表してきました。
写真みたいな美しい機械のことだね!
これは、新しいメディアと参加型インスタレーションに焦点を当てた特別な祭りとして考えられるようになり、マルタ国民や観光客で大いに賑わいを見せる大きなイベントに成長を遂げました。
どんなイベントが開催されるの?
毎年レベルアップしたり、去年はやったけども今年はない行事もあったりするので過去のノッテビアンカで開催されていたイベントを紹介します。行くまでどんなことがやっているのかワクワク出来ることもこのイベントの魅力です。
普段から綺麗な街並みですがこの期間は街全体がライトアップされより美しい写真映えするような街並みに変貌します。
セントジョージ広場がメイン会場となっており、国際的なアーティストによるライブミュージック、ダンス、映画と演劇パフォーマンスで夜の祭りを彩ります。
別の会場ではマルタの伝統的な衣装を着て、踊りを披露したり、マルタの文化に触れることが出来ます。一緒に踊りだしたりする観光客もいるので気分がよければあなたも踊ってみてください。
メイン通りではパレードが行われたりしていて、テーマパークにいるのかと思うくらいにいろんな場所でイベント開催や不気味な山車に圧倒されるほどです。
世界遺産の街並みを豪華に彩る装飾がされるので、ファンタジーの世界を体験しているような感覚を味わえます。
知っておきたいお得情報?
「Notte Bianca Atmosfera – Valletta」と呼ばれるプロジェクトの一部として、バレッタ周辺の普通は昼間の営業している時間帯にしか入ることが出来ない聖ヨハネ准司教座聖堂(聖ヨハネ大聖堂)・宮殿・博物館等の施設などの公共施設も夜まで見ることが出来ます。しかも、それら施設に無料で入ることが出来るんです!
無料で入れる分、各施設に長蛇の列で入場待ちだから早めに行って並ぶか、列が長くないところに移動して時間の有効活用がおススメだね🐾
より楽しむための注意事項
①露店には注意が必要
カフェ、レストラン、屋台は遅くまで営業しているので、外出先でもリラックスした食事や様々な料理を楽しめます。しかし、どのお店も満員状態でなかなか夕食を取ることが出来ず、屋台や野外テーブルが空いている場所で食べようと考えますが、要注意が必要です。
東南アジアのように直射日光に長時間さらされているな環境で食料保存はしていないですがすべての店舗で安心、安全であるとは言えません。
ヨーロッパだし、料理も美味しいから大丈夫でしょう!
自分自身、このように甘く考えていたため、人生最大の苦痛な日々を2週間も過ごすことになりました。
②帰りのバスは激戦区
先ほども少し説明しましたが重要なので詳しく説明させてください。
行きのバスではそれぞれの場所からバレッタ(終点)に向かいますが、帰りは1か所から東西南北にバスが向かうため、とても混雑します。日本では順番に並んで待ち、前の人から乗っていくのが当たり前のことですがマルタではそうは行きません。横入り、順番抜かしは普通のことで自分が乗ればいい精神です。
バスの運転手もおつりがないから払えない!もうこれ以上は乗車できないから出発する!と言った感じ対応で慣れていない日本人は何本もバスに乗れないこともあるほどです。
そこで!そんな、ストレスから解放される方法として
- 混雑しない時間帯に帰宅する
- 事前にタクシーを呼んでおく
などが重要になってきます。
バレッタからタクシーに乗ろうと思っても到底乗ることが出来ないほど需要と供給が合っていません。何時間待ちになる可能性もあります。事前に場所と時間を指定してタクシーを呼んでおくことでバスやタクシーを待っている人を横目に帰宅することが出来ます。当日は、多くの人が事前予約を使うので早めの予約が大事です。
③迷子にならないように
ポケットWi-Fiを持ち歩いている人は問題ないですが海外ではWi-Fiが繋がっていない場所では携帯を使うことが出来ず、迷子になると合流することは困難です。連れの人がいる場合、一度、はぐれたら探すことなく宿で合流することにことにするなど事前に決めておくことが大事です。
僕は街並みを真剣に見るばかりで迷子になり、携帯が使えなかったので合流するのに苦労しました。友達やご家族と一緒に行かれる方は連絡手段や迷子になったときに決まりごとがあると安心。トリトンファウンテンはバス停も近いし合流しやすい場所だからおすすめです
④スリには気を付ける
マルタは比較的、治安の良い国ですが、お祭りで大勢の人がいて、国外からの観光客もたくさんいます。この日はマルタであってマルタではないと考えてください。
最大限注意を払い、リュックに南京錠を掛けておく、後ろのポケットに貴重品を入れないなどしてください。
⑤トイレは余裕をもって済ましておく
人が多く、祭り期間はトイレを貸し出していないお店もあるため事前にトイレを済ませておくと安心でしょう。今は全然なのにご飯を食べてから突然したくなった時など急に探すとなると困るものです。
僕が実際に救われたのがメイン通り ハーゲンダッツ専門店の2階にあるトイレです。もちろん、アイスを購入し、2階のトイレを借りました。コロナの関係もあり今年度は貸し出しをしていないかもしれませんが心の片隅程度に置いておいておくといざというときにあなたを救ってくれるかも知れません。
ノッテビアンカ以外の観光ができる
首都であるバレッタは祭りがなくても、日々観光客で溢れるマルタで有数の観光名所です。昼過ぎからバレッタでゆったりと巡りながら一日を過ごしてもよいでしょう。
下記、バレッタで出来る観光をまとめたものになります。
最後に
実際に行ってみると、写真では伝わらない熱気や活気を肌で感じることが出来ます。
マルタの文化や伝統を感じることができて、行ってよかったな!と心から思えるのでマルタで最も盛り上がる祭りを最高に楽しんでください。
こちらからは以上です。
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