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藤井 浩久
編集長
マルタと布団の中をこよなく愛し、365日マルタに関する情報をチェックしている人間。「布団の中からマルタ」を訪れた方がより時間をマルタで過ごせるように日々情報発信中。

【実際に感じた】マルタ留学で日本人差別/いじめはあるのか?

事前に知りたかった情報
  • 留学に行っていじめられたらどうしよう
  • 日本人が差別を受けることがあるの?
  • 実際はどう感じた?

マルタは日本よりも治安の良い国として知られ、留学先としても人気ですが海外であることには変わりはありません。少なくとも、お金をかけて留学に行くんだったら失敗だったなんて思いたくはないと思うので出来るだけ不安は解消しておきたいところ。そこで実際にマルタ長期留学をしたからわかる「いじめや差別」について良くも悪くも包み隠さず、紹介していきます。

この記事を監修している編集者

藤井 浩久

布団の中からマルタ」編集長。学生の頃、マルタ長期留学を経験。以前までマルタで暮らしており、現在は、留学サポートや365日マルタの情報を確認。今後は観光本の出版、マルタで永住権取得&会社設立予定。

目次

マルタ留学の差別やいじめ

日本国内でも問題視されていますが、留学先では一体どのような現状なのか。マルタ留学で自分が被害者になることもあれば、知らないうちに加害者になってしまっている状況もあります。

マルタ留学で苦痛になるほどの差別は稀

結局のところ、差別をする人はその人の育ちや環境が理由で差別するような人間になってしまっただけで「国民性が…」ということはありません。

日本人の中にもグチグチと言ってくる人もいれば、さばさばしている人など様々な人間性があるのと同じ原理です。僕自身が差別を受けたわけではないですが、同じ部屋に住んでいた20代の日本人は東南アジアの留学生化から前を通ると足をかけたり、差別的な発言を受けていましたが僕を含めた日本人や仲良くしていた南米の友達が守ったり、直接差別をしている人間に話に行きました。悪役がいるようにヒーローのような人がいます。

南米の友達は国連で働いている人だったので差別などにも敏感だったのかもしれませんし家族のように友達大切にする文化がある。

携帯で写真を撮っていると「ジャパニーズスタイル」と言われる。

他国の人はその瞬間を最大限楽しむために写真を最低限しか撮りませんが日本人は「感動的な瞬間」があるとそのすべてを写真に残したがるような違いがあります。

そのため、日本人が携帯で写真を撮ろうとするとジャパニーズスタイル!と冷やかされることが多々あります。これは様々な国の人から言われました。

彼らは悪気がないのかもしれませんが言われた側はいい気持ちではありませんでした。

マルチーズ

正直、ムカついたので僕は「ジャパニーズスタイル」を言われたら言ってきた奴が写真を撮るたびに「お前、日本人じゃないのにジャパニーズスタイルするじゃん!だからそれは間違っている!」って言い続けたところ、何も言ってこなくなりました。

彼らには悪気がないのかもしれませんが嫌だなと感じるのならば、しっかりと意思表示をすることです。

国名で呼ばれることもある。

特に意味はありませんが「ヘイブラジリアン!」「フレンチ!」などです。日本で暮らしていれば、「おい、日本人!」という言葉はあまり耳にする機会はありませんが海外にいるとよくジャパニーズという言葉を聞きますが差別的な発言でないことの方がほとんどです。

あまり、気にしすぎないようにしましょう。もし、あなたが本当に嫌ならば自分の名前で呼んでもらえるようにその都度伝えるなどした方が好ましいです。

先生から差別を言われることはない。

マルタ留学で先生が生徒に対して差別をしてくることはほぼ間違いなくありません。彼らは多国籍の人々の考えやパーソナリティを理解しているからです。もしも、嫌だなと思うようなことを言ってきたとしてもそれはユーモアとして発言しているケースが多いので事務所に伝えて先生を変えてもらうことが一番です。

自分自身が差別をしているケースも。

仲良くしてくれていたニッキーという先生が悲しそうな顔をして、教えてくれた話があります。

近年では考え方が変わってきましたが、日本ではタトゥーをよしとしない文化や風習がありますよね。ニッキーはイギリス育ちのマルタ人であるためタトゥーはファッションの一部として考えているため全身にタトゥーが入っています。かつて担当した日本人の生徒に「私は全身タトゥーだらけの人から授業を教わりたくなんかない!」と直接言われ、クラスを変更するという出来事がありました。

とても、かっこよくクールな模様と僕は感じますがすべての人がそうではありません。

海外では日本での考え方や常識が全く異なるのでその国の考え方や習慣を学ばなければ、知らず知らずのうちに自分が差別をしてしまっていることもあるのです。ご飯を手で食べる人、靴をはかず、靴下で過ごす人など様々です。自分と違うことをする人を否定するのではなく人を受け入れる気持ちが大切です。

むしろ日本人は愛されている。

日本には侍の文化やアニメや漫画の人気が高いので有名漫画の主題歌や登場人物を知っています。一緒に英語字幕のナルトを見たり、ドラえもんの歌を歌ったりできるのは日本の素晴らしい文化です。日本人が欧州の人を見た時にどこの国の人かわからないように外国の人から見てもアジア圏の顔の違いがわかりませんが一括りに中国人だ!などを言われることは一度もありませんでした。

もしもいじめや差別を感じた時の対処法

差別をしてくる人とは関わらない

差別的な言葉や態度でしか関わりを持てない可哀そうな人にかまってやる必要はありません。そういう奴ほど友達も同じような奴です。留学先であってもあなたを守ってくれる人が必ずいます。そういう人が帰国後も繋がりを持ち続ける大事な友人になるので大切にしてください。自分が嫌っている人を他の人も嫌っていたなんてことはざらにありました。同じ考えを持った人のつながりは強いです。

されて嫌なことは自分もしない

相手のことが嫌いだからと言って自分も冷たい態度や仕返しのような行動を取ってしまったら、その人との距離が縮まるどころかせっかく英語を勉強できて、海外生活が満喫できるのに台無しになってしまうと僕は考えています。人に意地悪をしている現場に居合わせた人は皆、いい思いはしません。あなたは「心の広い大人な人間」であるということを常に忘れないでください。

最後に

いかがでしたでしょうか。

日本の外に出ると生まれ育った環境も価値観も全てが違います。自分とは違う人を受け入れられない心からいじめが生まれてしまうため、

  • 相手を理解する思いやり
  • 相手の立場になって嫌な言葉は言わない
  • 日本で過ごした固定概念を忘れる

などが大切になります。事前に知っておくことで対処できることや今現在、留学中でいじめに悩んでいる人も留学生活がより良い時間となるように「相手にしない強さ」を持ち、自分自身の気持ちに耳を傾けてあげてください。

あなたの留学生活がより良いものになることを願っています。

こちらからは以上です。

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