マルタの景色の中で最も壮大で美しい光景だった!と言う人もいるくらいの観光名所として知られているのが



Upper-Barrakka-Gardens
(アッパー・バラッカ・ガーデンズ)
数多くの観光地があるマルタでなぜ、この場所を1番と言う人がいるのか。
作られた経緯や特徴などを詳しく紹介していきます。
アッパー・バラッカ・ガーデンとは?



もともと、17世紀半ばにイタリア出身の騎士団員たちのために造られた広場でしたが、1824年に公共の公園として一般に開放されました。
現在では、公園内は噴水を中心に色鮮やかな花や緑であふれ、たくさんのベンチも設置されており市民たちの憩いの場となっています。
言葉の意味を調べてみると
名前の意味を調べてみると面白いことがわかりました。
Upper ➡ 上級(英語)
Barrakka ➡ 小屋(マルタ語)
Gardens ➡ 庭園(英語)
バラッカだけがマルタ語の意味があります。
営業時間
公園と言っても歴史的建造物であるため、入れる時間は限られています。
営 業 時 間
Mon 7:00am – 22:00pm
Tue 7:00am – 22:00pm
Wed 7:00am – 22:00pm
Thu 7:00am – 22:00pm
Fri 7:00am – 22:00pm
Sat 7:00am – 22:00pm
Sun 7:00am – 22:00pm
入場料
庭園に入る際は大きなゲートを通りますが
無料で見学することが出来ます。
園内には、有料で飲み物や軽食を販売している店もあり、地元の甘いお菓子やアイス、マルタのパスタを取り扱っています。
特に暑い夏の日には、涼しくて良い場所です!
3つの観光ポイント



1. 本物の大砲を見ることが出来る
500年の歴史がある礼砲隊の大砲はアッパー・バラッカ・ガーデンを象徴する観光ポイントです。
礼砲とは、軍隊が相手に敬意を表すために
大砲で空砲を撃つ礼式のことです。
マルタ国内だけではなく、ここまで多くの大砲が見られるのは世界でも珍しいため多くの観光客が訪れるのです。
2. 実際に礼砲を見ることが出来る



礼砲は今でも毎日、行われている行事です。
礼砲が発射される時間は
12時、16時の1日2回!
グランドハーバー側に向けて発射されるため風向きによっては煙を受けることもあります。
迫力があるので観光客に人気のイベントです。
3. 時間帯で雰囲気が全然違う



お気づきでしょうか。
上の3枚の写真は同じ位置から
昼 ➡ 夕方 ➡ 夜の順番で撮影しました。
昼の時間帯は遠くまでしっかりと景色を楽しむことが出来、夕方になるにつれて町がライトアップされていき、光の彩りを放ちます。
時間に余裕があり、バレッタで1日を過ごす方は是非、時間の違いを堪能してみてください。
実際に行って見て感じたこと
時間を忘れて見てしまう景色でした!
大型のクルーズ船が往来する港、マルタ騎士団が最初に築いた3つの街であるスリーシティーズ(ヴィットリオサ、サングレア、コスピクア)や造船所などを遮るものがなく一望出来るため、見る場所がたくさんでどこを見ていたらいいかわからないくらい興味深い場所でした。
ベンチがたくさん置いてある!
憩いの場としての役割を持つため、ベンチが他の観光地と比べて多めにあり、バレッタを歩き周って疲れた体を休めるのに良い場所でした。
団体の観光客が多い時間帯は疲れる
観光名所であり、バレッタにあるためアクセスが良く、団体の観光客がいる時間帯があります。ツアーによって混雑する時間は異なりますが手すり(一番前)から景色を見るのも大変でした。
ずっと滞在しているわけでもないので時間が解決してくれますし、英語を理解できる方はガイドが話している案内を聞くことも出来るのでマイナスな面だけではないです。
知って得する情報!
大砲から港の方向を見て右側に進んで行くと2012年12月に新しくオープンした
エレベーターがあります。
エレベーターを使うと簡単にボート乗り場の港に着くことが出来き、城塞の規模を間近で見ることができるのでおすすめです。
下りは無料ですが、
上ってくる時は1ユーロを支払います。
自分は1ユーロも払うのはもったいないと友達とエレベーター横の階段で上がっていきましたが58メートルを登るのはとても疲れました。



これはスリーシティーズからバレッタに向かってボートに乗った時の写真です。
位置情報
バレッタのバスターミナルから海の方に歩いて5分ほどで到着します。
最後に
マルタの歴史を一望できると言っても過言ではないほど
様々な光景をアッパー・バラッカ・ガーデンから一望することが出来ます。
この記事を見たことで、良いマルタ観光になることを願っています。
こちらからは以上です。