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藤井 浩久
編集長
マルタと布団の中をこよなく愛し、365日マルタに関する情報をチェックしている人間。「布団の中からマルタ」を訪れた方がより時間をマルタで過ごせるように日々情報発信中。

【徹底分析!】本物の大砲が見られる!アッパーバラッカガーデンの魅力

マルタの景色の中で最も壮大で美しい光景だった!と言う人もいるくらいの観光名所として知られているのがUpper-Barrakka-Garden(アッパー・バラッカ・ガーデンズ)です。初めて訪れた際は何も調べずに行ってしまったため景色以外はあまり魅力を感じませんでした。

こんな疑問を持っていた
  • アッパー・バラッカでは何が出来るの?
  • 見どころはどこ?
  • なぜ、有名な観光地なの?

数多くの観光地があるマルタでアッパー・バラッカ・ガーデンズ をなぜ、1番と言う人がいるのか。

多くの楽しめるようにこの場所が作られた経緯や特徴、言葉の由来などを詳しく紹介していきます。

この記事を監修している専門家

藤井 浩久

「布団の中からマルタ」編集長。学生の頃、マルタ長期留学を経験。以前までマルタで暮らしており、現在は、留学サポートや365日マルタの情報を確認。今後は観光本の出版、マルタで永住権取得&会社設立予定。

目次

アクセスが良好な立地

バレッタのバスターミナルから海の方に歩いて5分ほどで到着します。バレッタは終点地なので基本的にどの便に乗っても到着出来ます。街自体が世界遺産として知られ、多くの観光名所があるマルタの首都です。

アッパー・バラッカ・ガーデンとは?

もともと、17世紀半ばにイタリア出身の騎士団員たちのために造られた広場でしたが、1824年に公共の公園として一般に開放されました。現在では、公園内は噴水を中心に色鮮やかな花や緑であふれ、たくさんのベンチも設置されており市民たちの憩いの場となっています。バレッタにはトリトンファウンテンもあり、噴水を多く目にすることが出来ます。

言葉の由来はが面白い!

名前の意味を調べてみると面白いことがわかりました。

英語での意味

   Upper ➡ 上級(英語)

Barrakka ➡ 小屋(マルタ語)

 Gardens ➡ 庭園(英語)

バラッカだけがマルタ語の意味があります。

マルチーズ

これは推測ですが、建造者であるマルタ騎士団員のバルビアニは日々の疲れから解放される場所であり、日常から少しでも解放されるように小屋と名付けたのでしょう。

営業時間

公園と言っても歴史的建造物であるため、入れる時間は限られています。

営業時間

Mon       7:00am  –  22:00pm

Tue        7:00am  –  22:00pm

Wed       7:00am  –  22:00pm

Thu       7:00am   –  22:00pm

Fri         7:00am   –  22:00pm

Sat        7:00am   –  22:00pm

Sun       7:00am   –  22:00pm

基本的には深夜と早朝以外は訪れることが出来るようになっています。

歴史的な場所であるため、祭典や式典が開催されることもあるようです。そういった際は、入場できない場合もあります。

入場料

庭園に入る際は大きなゲートを通りますが無料で見学することが出来ます。

園内には、有料で飲み物や軽食を販売している店もあり、地元の甘いお菓子やアイス、マルタのパスタを取り扱っています。

特に暑い夏の日には、涼しくて良い場所です!

3つの観光ポイント

本物の大砲を見ることが出来る

500年の歴史がある礼砲隊の大砲アッパー・バラッカ・ガーデンを象徴する観光ポイントです。

礼砲とは、軍隊が相手に敬意を表すために

大砲で空砲を撃つ礼式のことです。

マルタ国内だけではなく、ここまで多くの大砲が見られるのは世界でも珍しいため多くの観光客が訪れるのです。

実際に礼砲を見ることが出来る

礼砲は今でも毎日、行われている行事です。

礼砲が発射される時間は

12時、16時の1日2回!

グランドハーバー側に向けて発射されるため風向きによっては煙を受けることもあります。

迫力があるので観光客に人気のイベントです。

時間帯で雰囲気が全然違う

お気づきでしょうか。

上の3枚の写真は同じ位置から

昼 ➡ 夕方 ➡ 夜の順番で撮影しました。

昼の時間帯は遠くまでしっかりと景色を楽しむことが出来、夕方になるにつれて町がライトアップされていき、光の彩りを放ちます。

時間に余裕があり、バレッタで1日を過ごす方は是非、時間の違いを堪能してみてください



実際に行って見て感じたこと

時間を忘れて見てしまう景色でした!

大型のクルーズ船が往来する港、マルタ騎士団が最初に築いた3つの街であるスリーシティーズ(ヴィットリオサ、サングレア、コスピクア)や造船所などを遮るものがなく一望出来るため、見る場所がたくさんでどこを見ていたらいいかわからないくらい興味深い場所でした。

ベンチがたくさん置いてある!

憩いの場としての役割を持つため、ベンチが他の観光地と比べて多めにあり、バレッタを歩き周って疲れた体を休めるのに良い場所でした。

団体の観光客が多い時間帯は疲れる

観光名所であり、バレッタにあるためアクセスが良く、団体の観光客がいる時間帯があります。ツアーによって混雑する時間は異なりますが手すり(一番前)から景色を見るのも大変でした。

ずっと滞在しているわけでもないので時間が解決してくれますし、英語を理解できる方はガイドが話している案内を聞くことも出来るのでマイナスな面だけではないです。

知って得する情報!

大砲から港の方向を見て右側に進んで行くと2012年12月に新しくオープンした

エレベータがあります。

エレベーターを使うと簡単にボート乗り場の港に着くことが出来き、城塞の規模を間近で見ることができるのでおすすめです。

下りは無料ですが、

上ってくる時は1ユーロを支払います。

藤井 浩久

エレベーター自体の高さは58メートルで、1度に21人を運ぶことができ、1時間あたり合計800人の乗客を運べるシステムです。

自分は1ユーロも払うのはもったいないと友達とエレベーター横の階段で上がっていきましたが58メートルを登るのはとても疲れました。

これはスリーシティーズからバレッタに向かってボートに乗った時の写真です。

フェリーに乗る際はフェリー往復券にエレベーター代も含まれているので二重に買わないように!

最後に

マルタの歴史を一望できると言っても過言ではないほど

様々な光景をアッパー・バラッカ・ガーデンから一望することが出来ます。

この記事を見たことで、良いマルタ観光になることを願っています。

こちらからは以上です。

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