布団の中からマルタを検索
藤井 浩久
編集長
マルタと布団の中をこよなく愛し、365日マルタに関する情報をチェックしている人間。「布団の中からマルタ」を訪れた方がより時間をマルタで過ごせるように日々情報発信中。

【日本と大きく違う!】海外の働き方から学ぶ。仕事に対する大きな違い

働くとは何か。

人々は理由に関わらず、生きるためにお金が必要でお金を稼ぐために自分の時間を削って働いています。

すべての人が自分のやりたいことを出来る世の中だったら、日本はすぐに潰れてちゃうからコイツまた変なこと言っているな程度に読んでほしい「日本と海外の働き方の違い」を。

最近、日本で働くことがそんなに大事なことなのかと思い始めてきている。大学生は当たり前のように就職活動をこなして、みんなが中には就職したいと思ってない企業に入社する人もいる。日本を否定したいんじゃなくて違いを知ったうえで自分にあった方を選択したいと思ってる。

僕自身、ヨーロッパの地中海に位置するマルタ共和国で感じたいくつかの大きな違いを紹介していきます。

目次

出勤や移動の際に寝ている人は少ない

マルタは小さな国だからバスでほとんどの場所に行けるくらいでよく買い物に行ったり、観光や食事、朝の時間帯、昼、最終のバスも乗ったことがあった。初めのうちは何にも気付かなかったけど冷静に考えたらすごいことがあって…

これまで一度も

バスの中で寝てる人を見たことがない。

海外では物が盗まれるからって理由もあるだろうけど、マルタは治安のいい国なのであまり考えられない。

日本だったら毎日のようにバスや電車で寝てる人がいて、寝過ごす人だっている。それはなぜか。働きすぎだから

海外の友達に日本の労働時間や環境について話すと

マルチーズ

お前ら、クレイジーだな!そんなに働いてどうするの?自分のやりたいことや友達、家族と過ごす時間が大切なのにその時間を削って働いてるなんて信じられない!

ごもっともです。

出勤に5分でも遅れたら怒られるのに会議や退社は平気で何時間も伸びる。体調悪い日は休んでいいよと心配してくれる体調悪くしたことが悪い。周りに迷惑かけるから出勤しろ。

「我慢は美徳」とされている日本が本当に正しいのかと感じた。世界にはいろんな人がいる。

職場での多様性が大きく違う

普通の人と違うと受け入れることが出来ない傾向の日本の社会。小学校でも外人に対するいじめはだいぶ、前から問題視されているけど一向によくはならない。マルタにいて、日本人であることを恥に思ったことがある。

ニッキーというイギリス人の女の先生がいていつも元気で弟のように可愛がってくれた人だった。ある日の授業の内容でタトゥーに関して話し合うことがあった。ニッキーには体中にタトゥーが入っていてイギリスでは10代のうちにみんな彫ると話してくれた。

タトゥーについてどう思う?

と聞かれたので自分も入れたいくらいとってもかっこいいと思う!でも日本ではあまり受け入れられていないんだ。と話すとニッキーは初めて見せる悲しそうな顔で話してくれた。以前、担当していた日本人の生徒がいて、ある日突然クラスを変わってくれとボスから言われたらしい。理由を聞くと日本人の生徒が

タトゥーが入ってる人から私は教わりたくない

とボスに相談していたらしい。タトゥーも個性。日本ではタトゥーが入っているとプールや温泉、会社では出世していくことが難しく、隠しながら生活していかなければいけない。学生時代は個性を伸ばせというのに社会に出ると個性は認められないのが日本。

日本人は異常なほど働いている

首都にある観光客がたくさん訪れメインストリートがあり、日曜日に観光した。

週末、日本では小売業は売り上げを上げたいところ。雑貨屋さんに入り、店内を見ているといつの間にか他にお客さんは一人もいない。見終わったエリアは電気が切られていた。時計を見るとまだ7時店を出る時、レジの定員は携帯を触っていたのもうすでに清算も終わっていたのだろう。飲食店も同様に閉まっていた。日本では10時まで営業をしてから締め作業を行い、11時にやっと帰れる。。。次の日も5時6時に起きて出勤しなくちゃいけないのが日本。

家族との時間を大切に考えているがゆえに勤務終了も早いのが海外。

与えられた仕事以上を求められる

レストランでもよく店員さんが携帯を触ったりコーラを飲みながら仕事してるのを目にする。

日本のレストランでそんな所を見られたら大問題になる。

でも、一目見ただけだとサボってるようにしか見えないけど観察しているとやることは、きっちりとやって終わってからやることがないのでちょっと休憩をしてる。”やることがないなら自分で探してなんかやれよ”って怒るのが日本そりゃ、疲れるに決まってる。思いやり・おもてなしなんてよく使われるけど働く人に対する思いやりが存在していないことがほとんど。そんな企業だけではないことは確かで業種や店舗によっても全然違う。自分には出来ないからと限界を決めないで。

最後に

一度きりしかない人生を我慢や美徳のために生きていくのはもったいないと思う。あなたには日本で働くことは狭すぎるかもしれない。そう人生、上手くいかないけどそんな中でみんな生きてる。

だからこそ、今の現状に満足していないのならば行動することを恐れずに小さな一歩でも前に踏み出してみて。僕も以前までは日本の企業に勤めていたけども思うことはたくさんあった。

  • 理不尽な要求
  • わからないことがわからないのに質問しないお前が悪いという文化
  • 先輩よりも先に帰宅しずらい文化
  • 生産性の会議を何時間も行う
  • 人のミスでかなり怒られる

自分には中学生の頃から「自分の企業を持ちたい」という目標があった。でも、会社から固定の給料をもらっていれば不安になることはなく、家賃も払うことが出来たけども、「自分が自分を誇れる生き方」ではなかった。だから、当てもなかったけど会社を辞めて独立してLowthingというホームページ制作事業を立ち上げた。

正直、不安で寝られない夜もあるけど、会社を辞めて自分で起業したことに一ミリも公開はしていない。一般市民の僕にも出来たのだから少しの勇気と行動が起こせればあなたも自分の生きたい自分を生きられると思う。

あなたと同じ、僕もいつか海外で仕事がしたいので共に頑張っていきましょう。

こちらからは以上です。

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