「マルタ島」と検索すると候補欄に出てくるのが
マルタ島の砂
このフレーズを見て、1970年代を生きた方々はすぐに意味を理解できますが、
そうでない人はマルタ島の砂ってなんだ!?と感じることでしょう。
知らない人が意味を知り、知っている人がもっと理解が深まるように紹介していきます。
マルタ島の砂とは?



1969年にベルト・ケンプフェルトとハーバート・レーバインの共同制作曲でベルト・ケンプフェルト自身の楽団演奏によってリリースされた
歌詞のないクラシック音楽です。
「マルタ島の砂」は邦訳の題名であり、原題は「The Maltese Melody」(ザマルチーズメロディー)となっています。
- 指揮者
- 作曲・編曲家や音楽プロデューサー
- バンドリーダー
- 音楽家(ピアノ・クラリネット・サックスなど)
ドイツ・ハンブルク生まれで、音楽に精通する人物です。トランペットのソロを生かした楽曲が多く、「真夜中のブルース」「星空のブルース」などが 日本でヒットしており、ビートルズのプロデュースをしたこともあるほどの業界では有名な人物。
1970年代のヒット曲だった!
1969年にリリースされた翌年に
ハーブ・アルパートとティファナブラスが原曲をカバーした曲がヒットしました。
世界各国でシングルリリースしていますが
特に日本でヒットしました。
オリコン総合では14週トップ20入り、最高4位の成績を記録しています。
主に、1970年3月から6月にかけてヒットしています。
深夜1時に始まる「オールナイト・ニッポン」で当ラジオ番組の第一黄金期と呼ばれている60年代から70年代の時期にハーブ・アルパートとティファナブラスの「Bitter Sweet Samba」が使われていたことで馴染みのある方も多いでしょう。
イメージとなった場所
The Maltese Melodyを直訳すると
「マルタの音色」になるところ
なぜ、マルタ島の砂なのでしょうか。



マルタ島には海岸はあるものの、砂浜のビーチは少なく、岸壁だらけの国です。マルタ騎士団の本拠地であったため、城砦都市のような造りになっていて敵からの侵入を簡単にさせない構造になっています。
そんな、マルタの国事情もありこの歌のイメージとなっている場所がこちらです。
Gozo Ramla Beach ゴゾ島 ラムラビーチ
ゴゾ島の北部にあるラムラビーチがこの曲の舞台と言われています。
「Ramla」はマルタ語の「ラムラハムラ」を語源としている場所で、
赤い砂という意味を持っています。
ここから、マルタ島の”砂”が由来している説が有力でしょう。
最後に
心地のいいメロディーでやる気が出来てくるような活力のある音色の曲。
マルタに訪れる機会がある際には是非とも、イメージとなったラムラに行ってみてはいかがでしょうか。
こちらからは以上です。
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