時差が長いと夜に寝れなかったり、観光したい昼間の時間に疲れてしまったり。日程を立てる上でも時間を考えてプランが決まると思うので予め知っておきたいところ。僕自身、マルタに行く前は時差もわからずだったので不安がありました。
・日本とマルタの時差ってどれくらい?
・時差ボケが凄いのかな…
・サマータイムって何?
一体、マルタの時差は何時間あり、あまり聞きなれないサマータイムとは何なのか。
マルタの時刻や時差、サマータイムの対処方など詳しく紹介していきます。
この記事を監修している専門家
「布団の中からマルタ」編集長。学生の頃、マルタ長期留学を経験。以前までマルタで暮らしており、現在は、留学サポートや365日マルタの情報を確認。今後は観光本の出版、マルタで永住権取得&会社設立予定。
マルタと日本の時差
基本的にはマルタと日本の時差は7~8時間となっています。なぜ、基本的になるかというとサマータイムが関係してきます。
期 間 | 時 差 | |
サマータイム | 3月の最終 日曜~10月最終 日曜 | -7時間 |
通常の時差 | 上記以外の期間 | – 8時間 |
日本が4月1日の朝9時の時、マルタでは4月1日朝2時です。
欧州や欧米などで採用されている「サマータイム」という制度をマルタでも実施しています。
時期によって時差が変わり、1時間のずれが生じます。
サマータイムとは
1年のうち夏を中心とする時期に太陽が出ている時間帯を有効に利用する目的で、標準時を1時間進める制度またはその進められた時刻のこと。引用:ウィキペディア
別名「デイライトセービングタイム」と呼ばれ
直訳すると日光を溜める時間です。
体内時計では「今は23時くらいでそろそろ寝なきゃな」と感じ、時計を見ると0時になっていたり22時になっていたり前後1時間の感覚が狂うということです。
日本では実施されていない制度なので戸惑いますよね。
日本にもサマータイムの概念はある?
日本で生活をしていても太陽が沈むのが早い季節や逆に登るのが早い季節もありますよね。海外では時間ごと調節をして太陽の日照時間に合わせますが
日本でも同じような取り組みがあります。
それは二十四節気(にじゅうしせっき)です。
今でも立春、春分、夏至など、季節を表す言葉として用いられています。
12月22日の「冬至」は、昼間の長さが一年で最も短くなる日などピンポイントで判断する文化が古くからあります。
サマータイムのメリット
① 電気の節約につながる
時間を日照時間と合わせることにより、感覚的に外が暗い、明るいではなく、時間的な判断を与えられます。すると1年を通して室内照明をつける時間が一定となるので無駄に早く電気をつけたりすることが減るのです。
マルタでは年間の300日以上が晴れの天候なので日中は電気がなくても生活できる日が多いことも特徴的。
時間ではなく、外の明るさによって電気をつけている日本人にとってはよくわからない理論かもしれませんが欧州や欧米ではそれが当たり前として考えられています。
② 朝の気分が変わる
時間が1時間早くなると朝起きる、夜寝る、お昼に行く時間など生活のすべての行為が1時間早くなるのです。
それは太陽が昇って、気温も上昇してから通勤、通学をできることを意味しています。
朝5時30に家を出た時に外が暗い中で行くのと明るくなってから行くのでは気分がだいぶ違いますよね。
かつて日本にサマータイムがあった
1940年代後半から4年間ほどサマータイムを実施していた時期がありました。
しかし、日本で取り入れるとなるといくつか問題が発生したのです。
- 北海道から沖縄まで約3300キロメートルの距離があり、離れすぎている
- 雪が降る地区もあり、そもそも日照時間が少ない
- 日本人には受け入れられなかった
その国に適した時間管理があるので、日本はこれからも現在と同じスタイルで変わることはまずないです。
よくある質問 Q&A
最後に
7.8時間の時差はちょうどよく日本との生活リズムが逆転してしまうので初めのうちは順応するのに苦労する人もいるでしょう。しかし、事前に知っておくことで日本での生活リズムをマルタの時間に合わせる、グッズを利用するなどによって時差ボケ解消の可能性がグッと高まります。一日を楽しく充実した過ごし方をするために時差対策を考えてみてはいかがでしょうか。
こちらからは以上です。
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