日本では様々な花火大会が有名ですがマルタでも大きな花火大会があります。
その中でも最も大きな花火大会が観光省と観光局が主催する「マルタ国際花火大会」であり、毎年恒例のイベントとして知られています。
- 海外の花火大会ってどんな感じ?
- マルタの花火の見どころは?
- 寒さとかは大丈夫かな
- いつ開催されているの?
これらの思いを解消していきたいと思います。
ヨーロッパ諸国からも注目度の高い国際的な花火大会の日程や見どころなどを詳しく紹介していきます。
この記事を監修している専門家
「布団の中からマルタ」編集長。学生の頃、マルタ長期留学を経験。以前までマルタで暮らしており、現在は、留学サポートや365日マルタの情報を確認。今後は観光本の出版、マルタで永住権取得&会社設立予定。
マルタ国際花火大会の歴史
2004年5月1日にマルタが欧州連合に加盟したことを記念して4月末に、壮大な花火を祝いとして用いたことが大会の始まりです。マルタの花火文化は何世紀も前からある長い伝統を持っています。
それは聖ヨハネ騎士団が最前線で活躍していた時代にまでさかのぼります。
花火大会は特別なもので最も重要な祝い事を豪華な料理と共に祝っていたのは、昔ながらの、貴族的、そして軍事的な決まりでした。
https://www.maltafireworksfestival.com/
このような花火大会は、騎士団や教皇の選挙、王子の生誕祭などの特別な日に喜びを表現したものでした♪
マルタ花火大会が開催される場所
花火大会は主に4つの会場で開催されます。マルタ本島からゴゾ島まで全土を挙げて行われるビッグイベントです。
開催日時は春先
2019年度は4月24日(水)から5月4日(土)までの4日間
2020年度は4月18日から4月30日までの12日間と比較的長く予定されコロナウイルスによる密の対策と言えるでしょう。
もちろん、誰もが無料で花火大会をその目で楽しむことができます。
どの年も4月の4週目から5週目に開催されています!
マルタの花火大会の特徴
photo:Franklin Balzan – viewingmalta.com
マルタの花火大会は世界遺産である街並みと花火の融合を見ることが出来るので相乗効果の美しさがあります。日本では海上で花火を打ち上げるため、海や川と花火の景色が多いかと思いますが、マルタは街中から打ち上げるので日本とは違った景色が広がり、圧巻されることになります。
大会に参加する団体
このフェスティバルには、マルタ国内の花火職人はもちろんのこと外国の花火会社や地元の最高級の花火工場が参加するため、「マルタ国際花火大会」と呼ばれるのです。もちろん、大会であるため1位を競い合います。
毎年、花火大会はリズムに合うように設計されていることを意味する「Pyromusical競争」方式で行われます。
大会で入賞した団体には賞が授与され、名誉をかけて争うのです。
- アメリカのRozzi Fireworks
- マルタ(Għaxaq)のSt. Mary’s Fireworks Factory
- イギリスのPhoenix Phoenix・イタリアのMartarello SRL
マルタは花火大国でもある!
マルタには約35の花火工場があり、これらは守護聖人の伝統的な祭典の一部である町や村の倍の数があります。
多くの花火職人はマルタ人だけでなく外国人も含めた何万人もの人々を魅了する職業として考えられていることもマルタ人が「花火」にかける思いは強いことと言えるでしょう。
マルタ花火大会が楽しくなる豆知識
Jigjifogooh(イタリア語:gioco di fuoco)は日本語で「火のゲーム」という意味です。
花火を火のゲームと呼ぶ、なんともイタリア人のオシャレな感じが伝わります。
4月の寒さはどれくらい?
マルタの4月は日本よりもほんの少し暖かい気候になっています。日によって最低気温も異なりますが、夜はうっすらと肌寒いので薄手のアウターは必要となりそうです。
冬物のアウターを着てしまうと朝と夜はちょうどよくても昼間の時間帯はかなり暑く感じ、季節感のない服装となってしまうことでしょう。
持ち運びがしやすいようなマフラーや手袋、防風フリースなどを持っておくことでいざ、寒く感じた際に使用できるのでおすすめです。
マルタの天候に関してこちらの記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
知っておきたい注意事項
花火大会を存分に楽しむために知っておいてほしいことがいくつかあるので紹介します。
①防犯対策を怠らずに
マルタは比較的、治安のよい国ですが花火大会には国内外様々な人種の人々が花火を楽しみます。そのため、上を眺めているうちに盗られていたのを後に気づいたなんてことも起こります。
実際、窃盗集団は祭りや人でごちゃごちゃになるような場所を狙って犯行を行うので大金やパスポートは持っていく必要はありません。ホテルや宿泊施設に置いて置いておくことが大事です。
僕は100均で買った南京錠をリュックに付けて対策をバッチリしてました。不安があると心から楽しむことが出来ないので事前の準備が大事です。
②帽子や被り物を持参する
打ち上げ場所付近では空から花火の灰や紙くず、火の粉が降ってくることもあります。風の強さや方向によって飛んでくる距離は変わってきますが、事前に持っておくといざという時に役に立ちます。
飲み物や食べ物に入らないようにする対策も大切になります。備えあれば憂いなしです!
タオルやジャケットを頭にかけることで僕は対策したよ!
③ウエットティッシュを持参する
手を拭いたりすることや汚れたサンダル、 屋台で買う食べ物(ソースや水飴など)で手がベタベタした時、暑い時に汗を拭くことも出来るのであると便利です。
④トイレは事前に済ませておく
ほぼ確実に花火大会付近の会場では混雑すると考えた方が良いでしょう。仮設トイレ(水洗トイレ・汲取式トイレ)が設置されますが、多くの人が利用するため列が連なります。
特に女性用は長蛇の列になります。海外のトイレは通常時でも日本より汚いため、仮設トイレは衛生面にも不安があるため、事前または早めに済ませておくことが大切です。
⑤食べ物・飲み物を持参する
お腹が空いた!のどが渇いた!と思っても飲食店を見つけて中に入るのは難しいでしょう。
事前に持っておくことでストレスなく過ごすことが出来、持参したうえでどこかのレストランを探せばイライラすることもなく気楽に考えられるでしょう。
最後に
先ほども説明したようにマルタの花火大会は世界遺産である建物や街並みとの融合を見ることが出来ます。
日本とは違った花火に圧巻されること間違いなしです!
4月、マルタに訪れる際には是非とも体感してください。
こちらからは以上です。
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