[box class=”black_box”]日本なんか甘い環境にいないで若いうちに海外に出るべきだ。[/box]
サッカー日本代表の海外組選手の多くが語ります。
言葉で言うのは簡単だけど実際、グランド内ではどんなことが起こっているのか。
国民性や環境が違うため、サッカーを日本人と一緒にやるのと海外の人たちとやるのは意味が変わってきます。
海外での実体験
マルタではサッカーが盛んなので
様々な所でサッカーをする機会がありました。
そんなある日、日本人は自分以外いない中で4チームに分かれて勝ち残りのゲームをひたすら2時間30分間行うことになりました。
自分のチームメイトは6人、全員初対面のブラジル人。
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サッカー大国の出身ですからプライドも高ければ、クセも強いです。英語で会話してくれれば理解できるところ、皆、ポルトガル語で会話をするので
もちろん何もわかりません。自分が言葉をわからないことをいいことに多くの罵倒の言葉を浴びせてきて、パスは一回もくれません。いいところに走っても自分のことしか考えていないのでシュートしてしまう。ピッチの上では孤独。助けてくれる日本人もいません。
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そんな状況であなたならどうしますか?
チームを変えてもらいますか?
自分は場違いだから何も出来ないと諦めますか?
その考えがある限り、試合の勝敗どころか自分に負けています。試合に負けるよりも自分に負けることが一番の屈辱で後悔が残ります。
自分は何をしたか
その場にいた日本人は自分だけで誰も日本語がわからない状況だったので、1人でこれでもかと日本語で罵倒し返してやりました。時には笑顔で罵倒しました。
言われっぱなしじゃかっこ悪いですから。
理解できないよ!と言われてもずっと日本語で言ってやりました。
試合中、彼らはポルトガル語を話すわけですからそんなの関係ないです。
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パスをくれなければ
⇩
自分で守備をして相手から奪ったボールを仲間、相手に渡すことなくゴールにぶち込めばいいだけ。
認めてくれないのなら
⇩
そいつら以上の活躍をして、コイツがボールを持てば、勝てる!と思わせればいいだけ。
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そんな自信がないというのなら、人よりやりこむしかない。
自分が好きなサッカーを上達するのに【努力する】という言葉は本来、間違っていると考えます。
僕はブラジルだろうがドイツだろうがプロじゃない一般人の対決では負けない自信がありました。
実際、その日は自分のチームが勝ち続け、通算1敗しかしませんでした。思い出せないほどの得点を奪い、アシストもたくさんしました。英語で会話してくれるようになり、試合中にやっとお互い自己紹介をして、
パスも集まり、自分を起点に試合が展開されました。
持つべき大事な精神
これは結果として自分の実力を証明することが出来たため、このような状況になった美談です。
正直、こんなに毎回が上手くいくことはないです。
たまたまの1回で成功しただけの話。
ただ、その1回でモノに出来るか出来ないか、
天と地の差があります。
点を取れない、ミスばかりをするようでは状況を変えることは出来ないのです。
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ピッチの上で気持ち負けしないこと
結果を残すためには上手くいかない時に腐らずに気持ちは熱く、たまたまでもいいので舞い込んできたチャンスを確実に仕留める準備を常にしておくことが最も大切です。
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結果を確実に残すためには
予測して、常にいい準備をすること。
[box class=”blue_box” title=”予測”]
- 仲間は自分にパスをしないでドリブルをするだろう
- 相手のキーパーはキャッチするのが下手くそだからこぼすだろう
- 体の向き的にこっちにパスするだろう
- ヘディングはこの辺に落ちるだろう[/box]
失点する以外の予測が外れることは全く問題ない。
[box class=”red_box” title=”準備”]
- パスをもらうポジションではなく、相手に奪われた時にすぐに守備に行ける位置に移動しておく。
- ゴール前でむやみに動かずにボールを弾きそうなところにいる。
- 相手の死角からパスカット出来る位置に移動しておく
- 頭でボールを飛ばせる距離を考える
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これが出来るか出来ないかでプレーの質が大きく変わってくるので予測、準備を常に行うことが大切です。
最後に
これはマルタの小学校でサッカーをした際に
ゴール裏の壁に書かれていた絵です。
誰がこんなことをしてくれたのか、わかりませんが
[box class=”black_box”]”DREAM ON”(写真上部)[/box]
と刻まれてます。
英語で「夢でも見てろ」。
本来、皮肉として使われる文ですが小学校の壁に大人が書いたであろうこの一文は
大人から子供へ、夢を見て追いかけることは大事だと
伝えているように感じました。
ハングリー精神と絶対に自分の好きなことで負けないという思いを持ち続け、
夢を見て、生きる人生を送りましょう。
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こちらからは以上です。
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