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藤井 浩久
編集長
マルタと布団の中をこよなく愛し、365日マルタに関する情報をチェックしている人間。「布団の中からマルタ」を訪れた方がより時間をマルタで過ごせるように日々情報発信中。

【お金持ちの脳内?】ブラジルのお金持ちから学んだ10の習慣

お金持ちになりたい!

誰もが考えることだが、実際になれる人は多くはない。

マルタではこんな人生があるのかと感じる出会いが多い。中でもこんな人になりたい!と思った人がいる。

みんなからおじいちゃんと呼ばれ、愛されていたブラジル人のレナトだ。

レナトは、ブラジルで弁護士をしていたが定年退職をして残りの人生をマルタで楽しんでいた。

家族を心から愛し、よく奥さんや子供、孫の話、ブラジルではこんな家に住んでるんだなど楽しそうに話していたのをよく覚えている。

定年退職をしたおじいちゃんが英語を勉強していることは尊敬に値する。何歳になっても自分の知らないことを学ぼうとする姿勢は人間としてかっこよかった。

お金があって、心に余裕があって。

人間は誰もが生きるため、好きなことをするために自分の人生を削って働き、時間をお金に換えている。

そんな彼は誰もが平等に与えられた24時間をどのように使い過ごしているのか。

彼の10つの習慣を紹介していきます。



①周りに流されない。

みんなでどんなに楽しく飲んでいても自分が寝る時間(10時ごろ)になると笑顔で「また明日ね!!」と伝えて自分の部屋に戻っていく。ブラジル人はみんな踊ること、飲むことが大好きで金曜日と土曜日にはみんなクラブで夜に遊ぶ。だが、彼は誘っても絶対に来ない。行きたくないから行かない。単純だけど難しいことを彼は簡単に行う。

②携帯に縛られた生活をしない。

携帯をあまり使っておらず、家族の紹介をする時に写真を見せるため、家族にメールをするため以外には使っていない。もちろんLINEやSNSはやっておらず、彼と連絡を取るときはメールを送るしかない。携帯に時間を費やすよりもビーチでゆったりしたり、友達とショッピングをたのしんだり、散歩に出かけたりしていた。

③朝の時間を大切にしている。

基本的に成功している人のほとんどが朝の時間を大切にしていることがわかっている。お金持ちは多忙な日々のため自分磨きや本当にやりたいことを朝の時間で行うのだ。

朝は一日の中で最も頭がクリアになる時間。誰からも邪魔されず、外も静かでマイナスイオンが最も出る時間も朝である。

朝からランニングに行き、英語の勉強をするなど朝から100%元気に活動している。

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コミュニケーションを大切にする。

彼はポルトガル語と祖母がドイツ人なので、ドイツ語はペラペラでしたが英語は全くと言っていいほど出来なかった。けど、一生懸命、伝えてくるので自分も一生懸命聞いた。実際、お互いが無理だと思い、伝えること、理解することを諦めなければ、意思疎通が出来る。そんな人間性だったから英語が出来なくても彼を慕う人間は多かった。彼の周りにいる人はみんな明るく、笑顔だった。



⑤お昼はカフェで済ませる。

夜ご飯はスーパーに行って手の込んだものを作っていたけども昼の時間は必ず、カフェの席に座っていた。人とのコミュニケーションを大切にしていたので料理が趣味であっても友達と会話するときは会話を楽しみ、勉強する時間は勉強をするとメリハリをつけ、趣味はやることがすべて終わってからやるというスタンスであった。

⑥お酒はワインしか飲まない。

みんながウォッカやジャックダニエルを飲んでいて彼に一緒に飲もうよ!と勧めても、ワインがあるからいいや!といつも断り続けていた。彼が飲んでいたワインの比率は赤:白=8:2ほどで赤ワインを好んで飲む。100歳以上の高齢者にはワイン愛好家の方が多く、赤ワインに含まれているポリフェノールと関連があるのではないかとの研究結果が挙がっているほど健康に良いとされている。飲み過ぎは逆効果であるが、適量を守れば動脈硬化、脳血栓、心臓疾患などの予防につながる。彼はこれを知って事実を知っている。酔い過ぎるほど飲んでいる所を見たことがないからだ。

⑦自分以外の人を大切にする。

息子や家族はもちろんのこと、友人も大切にする。彼は毎日、イタリアのシシリア産のワインやオリーブ、チーズを食べていてこの美味しさを知ってほしいといつも一緒に食べさせてくれた。そんな彼を男としてさらにかっこいいと思った出来事がある。それはその時、在籍していた生徒30人くらいを貸し切りのバスに乗せて、全員をマルタの有名なお店に連れていき、イタリアンをごちそうしてくれたことがある。中にはそこまで仲良くない人もいただろうに「友達の友達は僕の友達でもある」と言っていた。誰もが出来る行為ではない。

⑧他人の意見を尊重する。

大人になるにつれて学ぶことが蓄積されていくため、自分よりも年下の人の意見や考えを受け入れなくなってしまう人は多い。日本で暮らしていた時から思っていたが彼は違う。自分の意見と周りの意見が違ったときにうまく自分の意見を取り入れながら、相手に不快な思いをさせない案を出して、実行に移す。

例えば、自分や数人はパスタが食べたい。でもほかの何人かはピザが食べたいとする。大勢で行動していると起こるありがちなパターン。普通の人なら自分たちはパスタの美味しいお店に行くから別行動にしてまたあとで合流することにしようといった案を出す。

しかし、彼はパスタもピザも美味しいと評判のお店を探してみんなで時間を共有しようという案を出す。せっかくみんなで来ているのに別行動なんて嫌だと思う人も中にはいるだろうけどこれなら、不快な思いをする人はいない。

⑨優しい。とにかく、優しい。

いつも、私にご飯を作ってもらったり、食べ物を与えてくれた。言葉ではない感謝を伝えたいと考え、手料理を振る舞ったことがある。普段、自分ひとりが食べれれば、いいため一人分しか作ったことがなかった。初めて、彼を含めた仲の良い友達6人ほどにパスタを作ったがいつもと違う工程や分量であったため、納得のいく味が出来なかった。だが、彼は「美味しいよ!これ!」と言って完食してくれた。そもそも人に怒っていることを見たことがない。心に余裕があるため、他人にあまり興味がなく、怒る行為に疲れを感じてしまうのだろう。

⑩よく笑い、いつも元気。

いつでも、おもいっきり笑っているイメージがある。自分が部屋の中で過ごしていると朝でも夜でも彼が近くに来たことがわかるくらい大きな声で笑っている。近くにいるみんなもつられて、笑ってしまっていた。辛いことも笑って吹き飛ばせ!イメージがあるほど。

目次

最後に

彼がブラジルに帰国してしまう前日にマルタにある

アジアンマーケットでお箸とおちょこセットを買い、

日本の文化が好きだと言っていたのでプレゼントをした。

「My family is your family, My home is your home.」

[俺の家族はお前の家族で俺の家はあなたの家だ。]

と言って、マルタを去っていった。

いずれの将来、ブラジルに行き、彼に会いに行く。

その頃には自分もお金持ちになって。

口にして誰かに思いや夢を伝えることは

実現のためにとても大事だと教えてくれた。

こちらからは以上です。

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