マルタで有名なビーチの一つである
セントピーターズプール。
プールという名前ですが海の青がとても美しいスポットです!
ビーチと聞くと砂浜を連想しますが、
砂浜はなく、飛び込みを楽しむ場所
となっています。
St.Peter(セント・ピーター)とは
イエスの弟子と使徒のリーダーの意味を持ち、
カトリックでは、キリストの地上における代理人とされる意味合いであるため
神聖なビーチとして現地の人は考えています。
海にたどり着くまでには車一台がギリギリ通り、砂利道を進むとたどり着けるため神聖感を感じます。
順路
地図からわかるように自然が作り出した観光スポットなので近くには何もありません。
無料駐車場付近にこのような看板が立っていて
ここからが砂利道の始まりです。
親切に赤い矢印が書いてあるので従って進みます。
最後は人工的に作られた階段があるので下っていくと到着します。
また、迷ったときは、帰る人とすれ違うので進む方向の目安にしてください。
高さはどれくらい?
飛び込む崖の上に立つとなっかなか高いなと感じることでしょう。(高所恐怖症目線)
実際の高さは6mほどです。
[aside type=”normal”]ただ、引き潮、満ち潮等の関係で高さが変わってくる時間があるので目安となります。[/aside]
深さはとりあえず、深いです!!飛び込んでから海面に上昇するまで、ぼちぼちかかるのでビックリしたくらいです。
飛び込んでも全く心配のないほどですが場所によっては
岩がある部分などもあり、怪我をする危険があるので
事前に確認してから飛び込んでください。
教えられない暗黙のルール
特に説明があるわけではないですが
みんな、それを破らない暗黙のルールがありました!
それは、、、
赤い線の方から飛び込むことです!
反対側から飛び込んでいた人は一人も見ませんでした。看板が書いてあるわけでもなかったので地元のルールなのだと思います。
様々な方向から飛び込むことが出来てしまうと順番を譲る難しさや、海面にいると次にどこから人が飛んでくるか、わからないといった危険ずくしになるからでしょう。
ただ、説明を受けるわけでも看板があるわけでもないので地元民以外の観光客が違うところから飛び込むこともあるかと思います。
良いことではないので地元のルールに従いましょう。
泳げない人でも大丈夫?
A.危ないと思います!
僕は幼稚園の頃から水泳をやってきましたが
プールとはいっても海なので
波があり慣れていない人は流されてしまったり海水を飲んだりしまう危険があります。
海になれるためにも初めは浅い所から海に入り、感覚に慣れてから高い所に挑戦するのが無難です。
せっかく来たから一度はやらなきゃ!と思うでしょうが生きて帰る方が大事。
飛び込んだ体験談
僕は高所恐怖症です。写真で見るよりも結構高いです。
なのに地元の子供たち、一緒に行った友達は恐れ知らずで次々と飛び込んでいき友達が3回目を飛び込んでも
決心がつきませんでした。
そんな僕を見かねた、周りにいた大勢の方が
「GO!GO!GO!GO!」とあおってきたのでした。
そこまでされて、飛び込まないわけにもいかなかったので勇気を振り絞ってGO!しました。
海に入ったと同時に鼻の穴に海水が入り混んできますのでなかなか動揺します。海中からなんとか上昇して海面に出た時には皆さんが拍手してくれました。
温かい話ですが怯えでしかありません。
僕はこの一回でもう満足でした。
人によって感じ方は違うため何本も飛び込む人もいたので自分にあった楽しみ方を。
もっと楽しくなる豆知識
誰がこんなことをしてくれたのか、わかりませんが
[box class=”black_box”]”SIO PUO FANE”(写真右側)[/box]
と刻まれてます。
イタリア語で「人生、ここにあり」。
イタリア人は“you can do it!”の意味で使うそうです。
粋なことをしてくれちゃう人がいるもんだ。
横には英語で”U can do it”と書かれています。
知っておきたい注意点
その1 移動は靴を履いて
向かう途中、写真のような砂利道を何分も歩きます。
僕はそれを知らずにサンダルで向かったので[box class=”glay_box”]
- サンダルが汚れる
- 足が汚れる
- 石がサンダルの間に入り踏んでしまう
- 砂利道でつまずく
- 虫に刺される
- 靴を履いている集団から遅れる[/box]
このようにデメリットのオンパレードでした。
靴を履き、サンダルをリュックの中に入れて到着したら履き替えるのがベストです!
その2 常に油断しない
自然の遊び場なので岩はゴツゴツとしているため
写真を撮っている時、話している時、うっかり落ちてしまう可能性がとても高いです。移動しながらカメラを取らずに
歩くときは歩くことだけに集中してください。
その3 防犯対策を怠らずに
写真のように神聖な場所で穴場となっているため近くに小売店や飲食店はありません。
そのため、貴重品を預けるところもなく
海の中にいる間に取られてしまった!!!
なんてことは簡単に起こってしまいます。そもそも、買うものもないので大金やパスポートは持っていく必要はありません。
僕は100均で買った南京錠をリュックに付けて対策をバッチリしてました。不安があると心から楽しむことが出来ないので事前の準備が大事です。
その4 バックはチャック付きの物を
プールとはいう名前ですがここは海です。
そのため、岩場にはフナ虫がたくさんいます。
バックや体にまとわりついてくるので荷物の中に入られては気持ち悪くてたまったもんじゃないのでチャックで閉めることが出来るものを持って行きましょう。
効果があるかはわかりませんが虫よけがあるとないよりかは効果があると思います。
バスタオルを敷いて、ゆったりしたくても、ちょこまかしてきます。これは、ガイドブックには書いていないことなのでディープな情報です。
その5 食べ物・飲み物を持参する
先ほども話しましたが飲食店は一切ないので持参することが大事です。
はしゃぐ場所なので結構体力を使い、お腹が空きます。唯一友達が持ってきてくれていて、持ってこなかった人たちはむさぼるように食べたました。
その6 行く時期、時間を考える
これは10月7日の昼間に行った時の写真。
マルタのハイシーズンではない時期でもこの多さです。
夏に行くとさらに多くの人が訪れる場所だと認識した方が良いでしょう。
人が多いということは窃盗などが起こる危険性や
何人も同時に飛び込んでしまい、海面で衝突してしまう危険もあるので注意が必要です。
最後に
マルタ屈指の観光名所ですのでこの記事を見たことで
心置きなく楽しめた!
と思ってくださる人が1人でもいたら、嬉しいです。
こちらからは以上です。
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